「テクノロジーと暮らしについて考える会」第4 回目を開催しました。

今回のテーマは「EVとエネルギー ~エコとは~」でした。

近年のエコへの関心の高まりによって化石燃料から再生エネルギー(→電気)へ移行していますが、化石燃料の何が問題でそれをどのように改善するのか。そもそもエコとは、エネルギーとは、誰が喜ぶのか。
エネルギー問題は非常に規模が大きく複雑な話題ですが、戦争・政治・制度・産業など幅広い事例を挙げ、それらが私たちの暮らしにどのように影響を与えているかを知り、エコを取り巻く理想と現実、どのように考えていけばいいのか議論しました。

次回は9/22(日)10:00-12:00、テーマは「フリー」(無料、広告モデル、ネットの歴史)の予定です。
お楽しみに!

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●トピック
地球温暖化、再生可能エネルギー、脱炭素、SDGs、カーボンニュートラル
ロシアのウクライナ侵攻(ロシア依存脱却できず)
2030年までにガソリン車廃止

化石燃料から電気へ(再生エネルギーで発電)

ガソリン車、EVの歴史、違い。
ガソリン車の問題と課題。環境負荷?安さ?策略?
それらはEVで解決するのか。

ライフサイクルアセスメントという考え方

そもそもエネルギーとは。
エネルギーのいろいろな形態。違い。
変換には必ずロスが生じる。

各発電方法の原理、違い。それぞれの環境への負荷。
世界シェア、国内シェア。
発電量あたりのコスト、CO2排出量。原子力がめちゃめちゃ安いわけでもない。
蓄電方法の違い。重要性。

●議論の前に知っておくべきこと
エネルギー問題を考えるうえで3のピース
環境(温暖化・気候変動)、安定供給、価格競争

ウクライナ侵攻、エネルギー供給不安定化、価格高騰
再生可能エネルギーの導入、供給不安定化、価格高騰
FITという制度の存在。
太陽光パネルで発電→電力会社が買い取る→電気利用者がその費用を賦課金として支払う。知ってた?

その前の電力自由化。
メガソーラー事業の大半は中国企業が独占している。
結果的に中国が太陽光パネル製造国に。

日本は2030年の再生エネルギーの導入を2倍に引き上げる「エネルギー基本計画」を立てている
日本国民は喜ぶのだろうか

●議論
・米を作っているのは誰でしょうか?
農家さん?というより根本的に太陽。稲は二酸化炭素と水と光エネルギーを利用しブドウ糖(お米)を生成。
農家さんは稲の生育を効率化している。
エントロピー増大の法則。利用可能なエネルギーは減少し続ける。
人はその流れを変え効率よく奪っているだけ。エネルギー問題はどう流れを変えるかという問題。
このことを知っておかないと、再生可能エネルギーはきれいだとか、火力汚い、原子力危ないとか、イメージの話になってしまう。
E=mc^2 核エネルギーは他のエネルギーとはまったく異なるものということも理解できる。

・何がエネルギー問題を難しくしているか?
いろんな人がそれぞれの立場で意見を述べる。提示するデータに恣意性が入る。教養がないと騙される。
いろんな要素が絡み、非常に複雑。為替の影響も受ける。

文系と理系の考え方の違い。事象か数字か。

アメリカの一部の地域でダーウィンの進化論を信じていない人もいたりする。

原子力、メリットは多いが核廃棄物の問題。時間軸が違いすぎて考えること自体難しい。

・日本が豊かになるためにはどのようにエネルギー問題を考えればいいか
日本は神話の国。稲作万能主義。来年になれば良いことがあるだろう、というような考えが根本にあるでは。楽観主義のような。
例えば「お墓は蹴れるか?」。宗教に無関心でも共通の意識はある。エートス。

いっそのこと環境負荷は建前にみえるので度外視するとか。

豊かとは。経済と環境負荷のバランス。

江戸時代は長いことうまくやってたが、グローバル化の影響で大きく変わった。
とはいえ、みんな元を辿れば同じ人種。仲良くやれればいいのに。
しかし人は似ていて少し違うものに違和感を感じる。
例えばヴォルデモート卿は「人間っぽいけど人間ではない」と意図して造形された。2Dと3Dの違い。不気味の谷。
色々と例はあるが争いは不可避では。

話せば分かるというが、翻訳できても同じニュアンスでは伝わらない。
川は川でも国によってイメージが違う。難しい。
外交問題。国連安保理が審判として機能していない。


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